2010/09/30

Cambridge

925日、ケンブリッジへ日帰りで行ってきました。
毎度の事ながら移動手段はNational Expressですが、今回はコーチではなく鉄道を利用しました。
Super Off Peak Day Returnで往復£14。
ネットの事前予約だと何かと安いので助かります。

ケンブリッジに行った目的は二つ。
オックスフォードに語学留学する人の多数は、オックスフォードかケンブリッジかで大抵は迷います。また、その逆もしかり。
ロンドンからの距離も似たようなものだし、双方学問の街として有名ですから当然です。
オックスフォードを選んだ身としては、ケンブリッジがどんな街なのか一目見ておきたかったのです。
もう一つの目的は、Twitterのフォロワーさんと会って一杯飲むということ。
人と会って話をするのは自分を高められるので、キッカケは関係なく知り合えた人とは会って話がしたいので。

昼前にはケンブリッジに着き、カレッジ巡りと街の散策をしました。
やはりイギリスのカレッジはどこのカレッジも素晴らしい。
中庭・建物(校舎?)・大聖堂、どれも美しいです。





そして街の散策をしますが、印象としては街の規模が大きい!
オックスフォードとは比較になりません。
大きめなショッピングセンターが二箇所もあるし、色んなお店があって、もはや買い物をする為にロンドンへ出る必要はなさそうです。
とにかく勉学に集中するならオックスフォード、ショッピングや遊びも楽しみたいならケンブリッジ、といった具合でしょうか。
やっぱり自分としては、のんびりとしたオックスフォードの方が好きです。

夕方にはフォロワーさんと合流して、適当なパブに入って飲みながら話をしました。
やはり目的があって来た人は目の輝きが違うし、自分というものを持ってらっしゃるので自信に満ち溢れる感じを受けました。
いつの日か、自分もそうでありたいと思います。

2010/09/28

例のイギリス人女性

先日のイギリス人女性に絡まれたというネタ、日本にいる友達から詳細希望とのことで、思い出して書いてみたいと思います。

Yさん(日本人女性)とローカルなパブに行き、奥の空いたボックス席へ向かい合わせで座りました。
そして、ビールを飲みながらその日一人で観光した分と今まで撮ってきた分の写真をデジカメでYさんに見せ、あれこれ説明していました。
一通り見せ終わった後カメラをテーブルに置いたところで、自分達の斜め後ろに座っていた例のイギリス人女性が「ここに座ってもいい?」とやってきて、もちろん「座ってもいいよ。」と、Yさんの隣に座りました。

彼女は22歳で、親友で2児のママの27歳の子と二人で飲みに来ていました。
二人で既にワインを一本空け、二本目もほぼ空になっていたので、結構酔っていた様子でした。
自分達が座っていた席から近いドアから外に出ることができ、親友の方はスモーカーで割と外に出ていたので、一人で飲んでいるのも暇だったのでしょう。
しかし、話しかけてきたキッカケは割とまともで、彼女は写真が好きか勉強しているかで、自分でモノクロの写真を感光して現像しているらしい。
だから、デジカメであれこれ盛り上がっている自分達に話しかけてきたのです。
携帯で手軽に写真を撮るのは便利だから使うけど、彼女はちゃんと写真をやっているから、デジカメはあまり好きじゃないらしい。
そんな話をしていると、「ちゃんとこっちに座っていい?」と言って、グラスとバッグを持ってきて腰を降ろしました。
そうしているうちに親友が中に戻ってきて、「また人に絡んでいるの」から、微妙にじゃれ合う感じのケンカになり、最終的には抱きあってちゃんと仲直り。
彼女達の間でハイタッチが流行っているのか酔っているのもあってか、4人で会話している最中は「High five!」と言ってやたらハイタッチのやり合いが多かったです。
そして、親友の方はまたタバコを吸いに外へ。
そうすると彼女は、「あの子は私の親友だけど。」と色々不安に思っていることや被害妄想的()なことを言っていましたが、正直何を言いたいのか自分の英語力では理解できませんでした。
親友の方も「この子は可愛いけど自分は可愛くないから。」みたいなことを言っていたので、二人は仲が良いけど心の内ではお互いに被害妄想をしあっていたのかもしれません。
もちろん親友の方も可愛い人でした。

彼女はハッと気付いたかのように、「もしかしてデートだったよね?二人の関係を壊しちゃった?」と言いましたが、こっちはそんな関係ではないので否定をすると、自分に「この子(Yさん)はとっても可愛いじゃない?なんでいい関係にしようとしないの?なんで?」と、責め立ててきました。
そしてキス魔なのか、Yさんに向かって「You are beautiful.」と言いながら、ほっぺにキスしまくってました。
その時は正直、Yさんを羨ましく思っていました。
が!自分には聞き取れない小声でYさんと何かを話してたら、突然テーブルを乗り出して笑顔のキス顔でこちらに迫ってきたのです。
最初はビックリして冗談だろ?と思いましたが、待ってるしキスしなきゃいけない空気。
軽くチュッとしました。
しかし、それでもキス顔で待機中。
もっとしろってことと、また再度キスすると、腕をがっちり握られて離してくれません。
それをいつの間にか横から見てた親友から「何やってんの」の声で、個人的に幸せな時間は終了
その後、彼女は自分に向かってゆっくりしたトーンでしきりに「You are beautiful.」と言ってくれました。

とても酔っていたし遊びだったとは思いますが、彼女が本気になってくれるならブライトンに引っ越したいと思いましたね。
会話はもちろん英語なのでフルに頭を使ってついていくのがやっと、それでも5割程度しか理解できなく、頭がいっぱいいっぱいで写真を撮ることなんか頭になく、残念ながら写真を撮ってません
また、「彼女はブライトンに住んでるしな。この出会いは一期一会か。」と思って連絡先も聞きませんでした。
名前は聞いたのに覚えておらず、せめて友達になれたのにと後になって後悔しました。
彼女の発音は聞き取りやすく、いい関係を築けたなら英語力アップ間違いなしだったのに
嵐のような彼女が帰る前、ハグして別れましたが、その際にポンポンと背中を叩くと、耳元で「Don't tap me.」と言っていたのが耳に残っています。
一応Yさんには万が一どこかで見かけたら連絡先を聞いてもらうよう頼みましたが、酔っていた彼女は自分達のことなんか覚えていないだろうし、望みは薄そうです。

今後は旅行記以外にも、日常的なことも書けたらと思います。
しかしblogの特性上、人物の写真は掲載しませんのであしからず。

2010/09/20

Brighton

918()19()、ブライトンとセブン・シスターズへ、1泊2日で行ってきました。
National Expressのコーチで£11プラスm-ticket0.5の合計で£11.5

18()午前11時にロンドンを出発し、渋滞してちょっと遅れること約2時間半後、ブライトンに着きました。
まずは早速ビーチへ行き、久しぶりの海と潮の香りに癒されます。


そして、ビーチで否が応でも目立つブライトン・ピアをぶらりと。
桟橋の上に絶叫マシンやらメリーゴーランドやら遊園地があって、あんな華奢な柱で支えているかと思うと、ちょっと考えられません。



その後は、今回の旅の一番の目的であるセブン・シスターズへ。
ブライトンから12番バスに乗って車窓を楽しみながら揺られること1時間、Seven Sisters Parkで降り、巨大な自然公園を歩くこと30分、やっとたどり着きました。


目の前にそびえ立つ白亜の断崖には、ただただ圧巻。
写真では大きさがなかなか伝わらないのが残念ですが、実際に見るとまるで巨大なビルが建っているかのようです。



下から楽しんだ後は、崖の上に登って上からの景色をボーッと楽しんでいると、アジア人男性から話しかけられ、話してみると韓国人のフォトグラファーでした。
色々と話をしながら一緒にブライトンまで戻り、バスを降りたところで別れました。

暇つぶしにビーチまで歩き始めたら、この日に泊めていただくYさんからテキストが届き、待ち合わせの後久しぶりの再会をしました。
まずは腹ごしらえをする為に初PIZZA EXPRESSへ。
このチェーン店は国内の至る所で見るので、一度は行ってみたいと思っていました。
普段の質素な食事とは全く違う、こってりした味に大満足。
その後は例によってパブへ。
ここでちょっとした思わぬ出来事が
酔っぱらった可愛いイギリス人女性が絡んできて、何を言っているのか5割程度しか理解できませんでしたが、とりあえずとても楽しかったです。
そして、話の展開とは関係なく何故かキスを迫られえぇもちろんキスしてしまいました。あはは。
パブを後にしてYさんの部屋にお邪魔して、そのまま爆睡。
夜中にフラットメイトが大騒ぎしていてうるさかったらしいのですが、自分は全く気付かずに爆睡。
う~ん、お酒の力はある意味怖い。

19()はまず、ブライトンからバスで30分程のLewesという街へ行って観光。
小さな田舎街なので、のどかでとても静かで、イギリスらしい家が建ち並ぶ可愛い街でした。
まさに“ヨーロッパ”といった感じで、イギリスを楽しむにはやっぱり田舎街だなと再認識しました。
もはやLewesの観光名所となっている、15世紀に建てられた建物を利用した(?)本屋さんもバッチリ抑えました。
傾き方が半端なく、もはや建っていること自体が不思議。


規模がそんなに大きくなかったので入場料をケチって入っていませんが、お城もありました。


ブライトンに戻り、街中を当てもなくぶらぶらと観光して、持て余した時間をYさんに付き合っていただき、大変恐縮でした。


夏が終わった後だったので気候や気温が心配でしたが、幸い2日間とも晴天に恵まれ、気温も暑からず寒からずで調度良かったです。
ブライトンという街はリゾート地なので、ロンドンとは違ってのんびりゆったりした空気が流れていました。
その土地柄ゆえか外国人に優しく、同性愛者やアーティスト達もたくさん住んでいるようで、自己表現が自由なところも魅力的です。
仕事さえあれば、夏の間だけでも住みたいと思いました。

Yさん、お仕事でお疲れのところ、この度はお世話になり本当にありがとうございました!
楽しい時間と癒しと、本当にいい旅ができたことに感謝致します!

2010/09/12

約3ヵ月ぶりのオックスフォード

2010年9月11日(土)、オックスフォードに帰ってました。
約3ヵ月ぶりのオックスフォードは、毎日利用していた5番バスが全車ダブルデッカーになっていたり、新しいお店がオープンしていたり、地味に変わっていました。
イギリスの、しかも田舎のオックスフォードですらこの変化ですから、自分が日本に帰った時の変化が今から楽しみです。

実はまだ、ハリー・ポッターの撮影で使われたクライスト・チャーチの食堂を見ていなくて、オックスフォードにいる友達もまだ見ていないとのことで、一緒に行ってきました。
食堂前には鉄格子の扉があって中には入れず、鉄格子越しの見学でした。
内部は趣があってキレイでしたが、思っていたより意外と狭く、本当に撮影で使われたのかな?って感じでした。
今も学生が利用する食堂として使われているとのことで、こんな豪華な食堂で食べられる食事はまた一味違うのでしょうか。


夜には、友達からサプライズ…というわけではなく単純に当日に言えばいいと思ったとのことで、その友達が滞在している学生寮でPartyがあるとのこと。
参加する人でその国の料理を作るということで、日本代表として何を作ろうかと友達と考えながらスーパーを回り、今の仕事のおかげで海外の人は『焼きそば』が好きだということを思い出し、市販の焼きそばにソースを足して『濃い目の味付け焼きそば』を作ることにしました。
結果はやはり大当りで、みんな美味しいと喜んでくれ、「このソースは何でできてるの?」とソースに興味深々でした。
久しぶりに会ったクラスメイト達は当然英語が上達していて、片や英語力がガタ落ちで言葉が詰まってばかりの自分は自分にガッカリ…。
先生からも「あなたはクラスで一番だったのに、どうしたのかしら?」と笑われてしまいました。
久しぶりに英語を長時間喋っていい刺激になり、もっと頑張らねば!とモチベーションも高まりました。
みんなから元気をもらって、とても楽しい時間を過ごせて幸せでした。

ここ数日ちょっと悩んでいることがありましたが、みんなと会って話をしたらそんな悩みも吹っ飛び、色々とやりたい事が浮かんできました。
気付けばイギリスに来て早くも半年。
これから先に何があるのか分からないし、色々悩んだり苦しむかもしれないけれど、それ以上に楽しい思いや経験をしていきたいと思います。

2010/09/05

ロンドンの交通機関にしてやられた日

オックスフォードで学校が一緒だった子がロンドンへ引っ越すにあたり、サポートするということで会う約束をしていました。

オックスフォードからのコーチの停車駅の一つであるShepherd's bushで待ち合わせの約束をしていましたが、早めに待ち合わせ場所に行ってみると道を工事していてコーチは別のルートへ
急遽Victoriaで待つようにテキストを送り、自分もVictoriaに向かいますが、今日に限っていつもよりTubeCloseが多い!
さらに、元々待ち合わせていたShepherd's bushからNotting hillにかけてのHolland Park Aveのセンター行きのバスは、今日は工事の影響で停止!

なんとかVictoria行き52番のバスに乗り込みますが、ロンドンのバスお得意の「途中だけどここで降りて」で降ろされます。
少し歩いてバス停を見付け、再度52番に乗りますが、車の多さと工事とで渋滞でなかなか進みません。
全く進まないので自らバスを降り、Hyde ParkからVictoriaまで走りました。
こちらは日本での秋のような気温ですが、Victoriaに着いた時には汗だく。
まさかロンドンの街中をこんなにも走ることになるとは夢にも思ってもみませんでした。

このように、ロンドンの特に週末は交通機関がアテにならない事が多々あるので、旅行でお越しの際にはお気をつけ下さい。
今日はPiccadillyで切符を買うのに困ってた日本人観光客に助けを求められ、少しだけ手助けをしましたが、何ならちょっとだけ同行してあげれば良かったかな

2010/09/01

The Notting Hill Carnival 2010

今週の月曜はバンクホリデーで、いわゆる祝日で休みでした。
毎年8月の最終日曜・月曜に行われている、ヨーロッパ最大のストリート・カーニバルの『The Notting Hill Carnival 2010』に行ってきました。
ポッシュなエリア一帯が陽気な音楽で大盛り上がり!



みんなビール片手にリズムに乗って楽しんでいて、路上クラブのようでした。
ヨーロッパ最大は伊達ではなく、どこまで行ってもカーニバルが続いていて、その規模に圧倒されました。

そのままの流れで、夜は友達とパブに行って一杯。
こちらの銘柄だとビールを飲めるようになってきました。
日本に帰った時、自分に合った美味しいビールを探すというのも楽しみです。