2011/01/26

Lisbon and Sintra 最終日(2011年1月23日)

予定にはしていませんでしたが、「せっかくポルトガルにいるんだし、ユーラシア大陸最西端のロカ岬まで行ってみよう。」と思い、急遽ロカ岬まで行ってみることに。
リスボンからシントラまでは電車一本で行ける上、ここでもLisboa Cardが大活躍で、シントラまでの電車代も無料でした。
朝から電車に揺られること約40分でシントラに到着。


駅のインフォメーションでバスの1day Ticketをどこで買えるか聞いてそこへ向かいましたが、朝が早かったからかまだ開いてませんでした。
ひとまずバスは諦めて、徒歩でシントラ国立宮殿/Palacio Nacional de Sintraまで向かいました。
ガイドブックに日・祝日の14:00までは入場無料だと書いてあり、情報通り無料で入れました。
19世紀後半までポルトガル王家が住んでいたそうで、内部はまさに宮殿!といった造りでした。



宮殿を後にして駅まで戻り、駅近くのバスのインフォメーションから1day Ticket10ユーロで買い、403番バスに乗っていよいよロカ岬へ向かいます。
バスに揺られること約40分でロカ岬に到着。



ロカ岬にはインフォメーションとレストラン兼みやげ屋と最西端を記すモニュメントくらいしかありませんでした。
そのモニュメントまで歩き、そこから海を眺めて日本からはるか遠い大陸の端に来たかと思うと、妙に誇らしかったです。
しかし、この日はとにかく風が強かった!
加えてとても寒かったので、1時間に一本の帰りのバスをひたすら待って、そそくさとロカ岬を退散。

駅まで戻ると、主要な観光地に降りてゆっくり見学する時間が無かったので、観光に便利な434番バスに乗って車窓からシントラの街を楽しみました。
そしてバスを降りるやいなや、リスボンへ戻りました。
リスボンに戻った後は、少し街歩きをしてから最後の食事を楽しむ為にレストランへ。
とにかくシンプルなイワシの焼き魚が食べたくて、Marisqueira Popularというお店の前でメニューを見ていたら、店員さんが出てきたので「イワシある?」と確認して入りました。


シンプルな海の味で本当に美味しかった。
ちなみに、日本では焼き魚には決まって醤油ですが、ポルトガルではお好みでビネガーやオリーブオイルをかけて食べるようです。
いわゆる焼き魚を食べたのは日本以来だったから、少し感動すら覚えました。
メインとパンとチーズと水で約11ユーロと安かったです。

こうしてポルトガルはリスボンとシントラを堪能して、飛行機の時間も近付いていたので空港へ向かってロンドンへ帰りました。
今回の旅は、とにかくに満足!
美味しいものを食べると、人間は途端に幸せな気分になれるものですね。


2011/01/25

Lisbon and Sintra 二日目(2011年1月22日)

ホテルを出てトラムに乗り込み、Belem地区へ向かいました。
Belem地区には見所が多数ありますが、まず最初にパステル・デ・ナタ/Pastel de Nataを食べに1873年創業のパステル・デ・ベレン/Pastel de Belemへ。
朝早かった為、行列がなくてスムーズに入れました。


これが本当に美味しい!
言ってしまえばポルトガル風エッグタルトなんですが、底がタルト生地ではなくパイ生地で、焼き立てということもあって温かくて非常にサクサクしていました。
10.9ユーロで、エスプレッソにミルクを入れたガラオンが1ユーロ。
全部で2.8ユーロでしたが、値段以上の満足度!

次はジェロニモス修道院へ。
ここの内部は素晴らしい!
規模もさることながら、柱の彫刻の細かさがすごい。



Lisboa Cardがあったので、回廊へ無料で入れました。

そして、ジェロニモス修道院を出て向かい側に見える発見のモニュメントへ。


Belem地区で最後に向かったのはベレンの砦。


こちらもLisboa Cardで入場無料でした。

ロシオ広場に戻ってサンタ・ジュスタのリフトに乗り、リスボンの街を眺める。


リフトとは正反対のサン・ジョルジェ城/Castelo de Sao Jorgeに向かう途中、パウロのカステラ/Castella do Pauloを偶然見付けたので入ってみました。
長崎セットとおにぎりをオーダー。


日本茶とおにぎりとカステラ。
まさかリスボンでほっこりと日本文化に癒されると思ってもみませんでした。

改めてサン・ジョルジェ城/Castelo de Sao Jorgeへ、あえて徒歩で向かってみました。
リスボンは坂が多くて、バス・トラム・ケーブルカーを駆使しないと、ちょっとキツイです。
要塞を歩きまわり、ここからもリスボンの街を眺める。



リスボンの街を堪能した後はお楽しみの食事です。
ネオンに誘われてSolar dos Presuntosというお店に入ってみましたが、入ってみて失敗したかもと不安になりました。
店内にはポルトガルの有名人らしき人達が来店した写真がズラリ。
メニューに目を通すと、観光地料金っぽくてちょっとだけ高い…。
しかし旅先なので気にせず、エビの揚げ物とトマトのリゾット、Vinho Verdeというワインで約34ユーロ。


このワインは本当に美味しくて、高くても飲む価値はありました。
ちなみに料理の方も美味しく、そして量が半端なく、2人前はあったかと思います。

酔いさましに少し散歩してからホテルに戻りました。


2011/01/24

Lisbon and Sintra 初日(2011年1月21日)

2011121日~23日、2泊3日でポルトガルのリスボン及びシントラに行ってきました。
フライトが16:35と遅い時間だったので、昼まで家でゆっくりしてから空港へ向かいましたが、これがちょっとした失敗でした。
ガトウィック空港からのフライトなので「この機会にIris登録しよう」と意気込んで登録ブースに向かいましたが、閉まってました
開いている時間が7:3013:30と、なんとも中途半端な時間帯で、残念。

ロンドンからリスボンまでは約2時間30分で、UKとの時差は無し。
空港に降り立ち、まずは現金を手にしてから向かった先は、もちろんインフォメーション。
ここでLisboa Cardを買いました。
これ一つあるだけで、公共交通機関に乗り放題、主要な観光地への入場無料または割引となります。
ロシオ広場まで早速このLisboa Cardを使って路線バスで向かいます。
市内と空港を結ぶシャトルバスがありますが、こちらはLisboa Cardを使っても無料ではなく割引になるだけなので注意。

無事にホテルにチェックインしたあとは、ご飯を食べにBaixa地区へ。
ネットでチラッと見た“Baleal”というお店を発見したので入ってみました。
メニューはポルトガル語だけでなく、主要な言語が準備されており、もちろん英語のメニューもあります。
お通し(?)のタコのマリネとパン、注文したswordfishの焼きと小さめボトルのワイン、食後のエスプレッソで約23ユーロでした。



どれも全てが美味しく大満足!
ポルトガルは噂通りシーフードが美味しく、今後の食事に胸が膨らんだ初日でした。

そして、ホテルに戻ってバスルームに入ると、トイレが二つ…?


2011/01/18

Travel plan for January February March of 2011

またまた随分blogを放置していましたが、パーティーに誘ってもらったり、フラットメイトと遊んだり、飲みに行ったりと、普通に楽しい平和な毎日を過ごしておりました。
2011年はこのワーホリの最大の目的である“旅行”にたくさん行くつもりです。
とりあえず、1月~3月の予定がある程度決まりましたので、箇条書きにて。

1月:ポルトガル(リスボン)/21日(金)~22日(日)
2月:スペイン(バルセロナ)/10日(木)~12日(土)
3月:ポーランド(クラクフ)/8日(火)~10日(木) ※仮決定

3月のポーランドにつきましては、一人旅ではなく4人で行く予定で、現時点で計画段階なのでまだチケットを取ってません。
しかし、みんなの目的意識が高いはずなので、ほぼ決定で間違いないかと。
4月にはイースター休暇もあるし、また楽しい悩みで頭を悩ませそうです。
※Jへ。一足先にスペインへリベンジに行きます。スマン!

2011/01/03

Amsterdam 最終日(2010年12月28日)

行きたいところは行ったし、チェックアウトをした後の大きなバックパックを背負ったままでは美術館等も入りにくいので、最終日はトラムを駆使して街歩き。
アムステルダムはとにかく建物が素敵。
昔の建物もモダンな建物もスタイルが良くて、それに加えてカラフルな色使いが上手。




北のヴェニスと称されるくらい運河が多く、今は使われていないかもしれませんが、跳ね橋がたくさんあって、いかにもヨーロッパって感じがして好きです。

周りの人達から「アムステルダムは一日で十分。」と聞いていましたが、まさにその通りでした。
小さな街な上、見どころもあまり多くはないので、最後は手持ち無沙汰になってしまいました。
ちゃんと予定を考えて行っていたら、ロッテルダムへも足がのばせた感じで、さらに田舎へも少し行きたかったなって思います。


東京駅のモデルになった、アムステルダム中央駅。

アムステルダムという街は、トラムにバスにメトロに自転車専用道と、交通のインフラがしっかりしています。
さすが自転車大国オランダは、ベビーカーならぬベビー自転車(?)もあって可愛い。


行ってみるまでオランダに対して特に意識はしていませんでしたが、行ってみたら好きになったし、むしろ住んでみたいくらいです。
食べ物に関してアムステルダムにいた間は、安くて美味しいのでKroketとOliebollenばかり食べてました。
どちらも外はカリカリで、中はKroketはとろーり、Oliebollenはふっくらもちもち。
ちなみにOliebollenは元々は大晦日に食べる食べ物で、年末が近くなると屋台が出現して、オランダの冬の風物詩だそうです。
日本にもあるのかなぁ?

今回の旅は、記念すべき国外第一弾。
今月21日より、さっそく第二弾のポルトガルへ行ってきます。
ポルトガルは全くノーマークでしたが、暖かいところへ行きたいというのと、友達からの勧めや他の人達も良かったと言うから。
2011年は最低でも一月に一回は旅行に行きたいと思っていますので、第三弾・第四弾とガンガン攻めていきたいと思います!
あ、でも国内でも行きたい所あるな!

2011/01/01

Amsterdam 二日目(2010年12月27日)

ホステルで朝食を食べ、まず向かった先はGVBオフィス。
主にトラムを利用して行動しようと思っていたので、2daysの乗り放題チケット(11.5ユーロ)を買いました。


アムステルダムの交通機関のチケットはロンドンのOysterのようにICチップカードに変わっていて、上記の乗り放題でも使い捨てでも、ちゃんとICチップが入っていて乗り降りが楽チン。
加えてロンドンのOysterより読み取り機の反応が良い。

そしてトラムを使って向かった先は、アンネ・フランク・ハウス/Anne Frank Huis
世界で最も有名な日記と言っても過言ではない「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクのフランク一家がナチスの迫害から逃れる為に、アムステルダムのこの建物に移り住み、約2年間の潜伏生活を過ごした場所です。
着いてみると長蛇の列でしたが、迷うこと無く列に並んで内部の見学をしてきました。
あらゆる国籍の人が並び、あらゆる言語のパンフレットが置いてあり、年間通して来場者は絶えないようです。
内部は撮影禁止。
いわゆる“隠れ家”というイメージがあったので、「さぞ大変窮屈な生活を余儀無くされたんだろう。」と思っていましたが、内部はしっかりとした造りで意外でした。
しかし、当時この空間で少女が色んな思いを馳せて、それを文字に綴っていたかと思うと、何とも言えない気持ちになりました。
また改めて「アンネの日記」を読みたいし、悲しいことだけれど現代を生きる者としてちゃんと戦争の歴史も勉強しなければと思いました。


次に向かった先は、ゴッホ美術館/Van Gogh Museum
こちらも長蛇の列で大人気。
内部は撮影禁止。
ゴッホ美術館だけに、ゴッホの作品がたくさん!
今まで見たことのない作品から、お馴染みの有名な作品まで。
日本にインスピレーションを受けて描かれた作品も多数ありました。
世界に数枚存在する「ひまわり」のうちの一枚もここにあり、ロンドンのナショナルギャラリーの一枚と合せて、これで二枚目を見ました。
生きてるうちに全部を見られるかな?
モダンな美術館の建物自体も素晴らしかったです。


オランダで圧倒的なシェアを誇るハイネケンの体験型アトラクション。
建物は1988年まで実際に工場として使われていたらしく、内部はかなり広く大きかったです。
お酒及びビールが苦手だった自分が、まさか入場料まで払ってまでこんなところに入るとは…人生とは何が起こるか分かりません。
ハイネケンの歴史とビールができるまで等を、順を追って体験していきます。
係員さんの説明は全て英語だったので、なんとかウンチク等も少しだけ理解できました。
美味しい新鮮なハイネケンをハーフパイントで2杯飲んで(入場料に含まれている)、いい気分でここを後にしました。



そして、夕食及び夜の街の散策へ向かったのでした。


Happy New Year 2011

正月らしい気分は全くありませんが、お陰さまで無事にイギリスで新年を迎えることができました。
昨日のNew Year Eveは、日本人の友人の方々と年越しそばを食べました。


イギリスに、いやロンドンに来たばかりの頃は、こんな風に年越しをするなんて思ってもみてなくて、人との出会いや自分の周りの人達にとにかく感謝です。
今年もやりたい事・やるべき事がたくさんあるので、一つ一つ無理なくちょっとずつこなして、有意義な一年にしていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いします。