2011/07/30

Munich and Fussen 三日目(2011年7月17日)

この日はこの旅のメイン、ノイシュヴァンシュタイン城/Schloss Neuschwansteinとホーエンシュヴァンガウ城/Schloß Hohenschwangauの二つのお城の見学です。
ミュンヘンを8:52発の列車に乗り、フュッセンに10:55着。



車内は観光客だらけで、みんな目的は同じでした。
列車を降りるとちょうど駅の裏に待機している『78番』のバス(往復3.8ユーロ)に乗って、終点まで向かいます。
シーズンに合わせて(?)3台待機していましたが、圧倒的な観光客の数に対して3台ではちょっと間に合いそうにありませんでした。
一時間に一本しかないので、列車を降りるとすぐにバスへ向かった方が良さそうです。


バスに揺られること約10分で到着。
バスの運転手さんがチケットセンターの場所をアナウンスして教えてくれたので、早速チケットセンターへ。
予想はしていましたが、行ってみるとそこには長蛇の列。


事前にインターネット予約もできますが、ここで見学できる二つのお城はガイドツアーのみでしか見学できないので、そのツアーの時間に合わせて行けるかどうか不安だったので予約はしていませんでした。
日本語をはじめとするマイナーな言語はひとくくりで機械によるオーディオツアーとなりますが、このツアーの回数が圧倒的に少ない。
1時間並んで、幸い自分はホーエンシュヴァンガウ城を12:45、ノイシュヴァンシュタイン城を16:15で買うことができました。二つのお城で21.5ユーロ。
ちなみにこのツアー時間のタイミングは、チケット販売の係員さんの判断によるようでした。
よって、前途のバスに続き、早めに列に並んでチケット確保しておくことをおすすめします。
いずれの二つのツアー時間は近くはないので、食事をしたり休憩したりする時間は十分にあります。

さて、いよいよホーエンシュヴァンガウ城です。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーに出てきそうな、見事な外観です。


内部は撮影禁止で、リヒャルト・ワーグナーが滞在した際に弾いていたピアノ等、貴重な展示物を見学して約30分でツアーは終了。

次のノイシュヴァンシュタイン城に行く前に、白ソーセージのホットドッグでランチ。


ノイシュヴァンシュタイン城へ行くにはバスや馬車などで向かうこともできますが、徒歩で十分行ける距離です。
森林に囲まれた道で空気がきれいで、普段の運動不足解消にもぴったり。

残念なことに晴れていた天気が次第に悪くなってきました。
雨が降る前に、写真撮影に絶好のポイントである、マリエン橋に向かいました。


そこで目の当たりにしたノイシュヴァンシュタイン城は、本当に本当に美しくて、ため息が出るほどです。


ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったといわれるゆえんは、この美しさにあるのでしょう。
また、周辺の風景も非常にキレイで、お城だけでなく周囲も併せて見応えあり。


雨が降る中ツアー開始まで待ち、こちらも内部撮影禁止で、主にルートヴィヒ2世の滞在していた部屋等を見学して、こちらも約30分でツアーは終了。

お城を後にして素早くフュッセンへ向かうバスに乗り込みます。
そして、フュッセンの可愛い街並を少し探索し、ミルキーブルーが美しいレヒ川を写真におさめ、フュッセン19:05発の列車でミュンヘン21:07着。



ちなみに、初日に大騒ぎしたチケットは、ミュンヘンのみなさんのアドバイス通り、何の問題もなく使うことができました。

ドイツで有名なPAULANERを買ってホステルに帰り、前日に続いていい気分で気持ちよく就寝。


2011/07/27

脱・家なき子

新しい家が決まりました!
駅から徒歩3分程度の好立地でありながら、格安の家賃!
しかし、完璧な物件などあるわけなく、わずかな不満点はありましたが、一目で決めました。
さすがに人気の物件で、何人か見学に来ていて自分の後にも一人見学予定だったらしいのですが、「家が無いんだ!」という心の叫びが届いたのでしょうか、なんとか勝ち取ることができました。
根気よく朝昼晩とネットに張り付いて探せばあるもんです。
約一年住んだ西エリアから、打って変わって北エリア。
通勤は以前より少し面倒になりますが、逆に考えると近所で家⇔職場の往復のみだった毎日に、変化が付けやすくなります。
ひとまず、家がないストレスからは解放され、入居できるまでの来週いっぱいをホステルで過ごし、再来週から新たな生活の始まりです。

2011/07/26

Munich and Fussen 二日目(2011年7月16日)

二日目はミュンヘンの街観光。
まずは市内移動の為のチケット購入ですが、あの忌まわしい赤い券売機に挑戦するも、やはり失敗に終わりました。
トラム乗り場に設置してあった簡易式の券売機ならいけそうだと思って挑戦しますが、何故かここでも買えず。
近くにいたイケメンのお兄さんに聞いてみると、「この券売機でこのチケットは何故か買えないね。地下に行って地下鉄の券売機で買うといい。」と言われ、地下に向かいました。
すると今度は青い券売機が姿を表し、こちらだと分かりやすくスムーズに買うことができました。
ということで、3種類ある券売機のうち、青がおすすめです!


早速トラムに乗って、マリエン広場は新市庁舎前へ。


ここで12時になるまで待って、からくり時計を見学。


12時付近になると辺りの教会から鐘の音が聞こえ始め、それぞれ時間がズレているからどれが正確なのか分からない。
目当ての時計は一番最後に12時になり、いよいよか!といった感じで全ての観光客が一斉に上を見上げますが、聞こえてくるのは鐘のメロディだけ。
時間にして約5分くらいでしょうか。
一向に動き始めない人形たちにしびれを切らし、その場を立ち去る観光客が出始めたその時!やっと動き始めました。
思わず観光客全員が「おー、動いた(笑)。」とどよめき、奇妙な一体感が生まれました。
5分間人形が動き、その後また約5分ほど鐘のメロディ。
行かれる際は、どうか諦めずにジッと待ってみて下さい。



新市庁舎内や周囲の教会等をサラッと回って、ホットドッグでお腹を満たした後に向かったのは、ノイエ・ピナコテーク/Neue Pinakothek
目的はゴッホの『ひまわり』。
ロンドンのナショナル・ギャラリー、アムステルダムのゴッホ美術館に続いて、3枚目の『ひまわり』です。


ヨーロッパに現存する『ひまわり』はコンプリート!
なんとなく美術館を久しぶりにゆっくり見ようと思い、時間をかけて一つ一つしっかり見て回ってみましたが、時間が経つのを忘れるくらい楽しかったです。


次に向かった先は、ここミュンヘンに本社があるドイツが誇るBMWの、BMW WeltBMW Museum
写真の円柱形の建物は、BMW本社。


BMW WeltではBMWのあらゆる紹介や、実車を使ったシミュレータ、テクノロジーの説明等、車好きにはたまらないところです。


土曜日ということでとても賑わっていて、ポストカードやポスターが自由に持ち帰れるという大盤振る舞いでした。
BMW Weltは入場料無料で楽しめますが、隣接するBMW Museumには入場料がかかります。
しかし、運が悪いことにこの日はメイン部分が閉鎖されていて、ほんの一部の箇所のみ入場料無料で見ることができました。
歴代の名車がすぐそこにあるのに、見学できなくてとても残念。

最後にヴィクトゥアーリエンマルクト/Viktualienmarktというマーケットに寄り、ビアガーデンで一杯飲んで、いい気分で気持ちよく就寝。



2011/07/22

家なき子

今日までに新しい家を見付けて、できたら入居しておかなければなりませんでしたが、見事にそうすることができませんでした。
明日から家なしの住所不定になります。
まさかこの歳になって住むところを失うなんてことになるとは思いませんでした。
しかし、そんな状況に置かれながらも、ひどく焦ったりはしていません。
むしろ、明日から家がないということ自体に、実感すらありません。
海外で生活をし、色んなところへ旅してきた結果、なんだかんだで精神面が強くなったようです。
そして幸いな事に、周囲の人達に助けてもらっているというのも、要因の一つ。
色んな面で頼りにしつつ、さらに癒してくれる友達がいるというのは、本当に幸せな事。ありがとう。
とりあえず当分はホステル等に住みながら、部屋探しを続けていきたいと思います。

2011/07/19

Munich and Fussen 初日(2011年7月15日)

2011715日~18日、34日でドイツのミュンヘンとフュッセンへ行ってきました。
例によって、前日は寝ずに空港へ。
8:05発で約2時間のフライト、時差が1時間あるので10:50着。

到着するや否や、ひとまずお腹を満たす為に空港内をうろうろし、今まで見た事ないタイプのサンドイッチを見付けたので食べてみました。


中身はクリームチーズと野菜で、回りをネギ(アサツキ?)がびっしりとあり、とても美味しかったです。

空港から市内へ向かうには、Sバーンという路面電車と地下鉄の良いとこ取りをしたような電車で向かいました。
しかし、この切符を買うのが難儀でした。
赤いタッチパネル式の券売機で、言語をもちろん英語にしましたが、書いてあることがさっぱり分かりません。
仕方がないので窓口に向かい、お姉さんから「シングル10ユーロより、1day10.8ユーロの方がいいわよ。」と勧められ、確かにその通りと購入。
ちなみに、Sバーン・Uバーン・トラム・バス、全て共通です。

空港からミュンヘン中央駅に向かい、まずはフュッセンへ行く為の電車のチケットの購入。



窓口に行く前に、なんとなく悔しくて再び例の券売機と格闘してみると、なんと購入成功!
しかし、運賃が21ユーロと安い上に、切符には思い切り“Ticket Single”と書かれ、一枚しか出てきませんでした。
事前に調べた運賃では確か往復で40ユーロは超えたはずだったので、「これは間違った切符を買ってしまったかも。」と不安に思い、同じ券売機で切符を買っていたおじさんに聞いてみました。
おじさん曰く、「このチケットは同じ日であれば乗り放題なので、これで大丈夫。」と教えてくれました。
しかし、不安は拭えず窓口で同じ事を聞いてみるも、問題ないとの返事。
さらに、ホステルにチェックインした時にレセプションのお兄さんに聞いてみても、「このチケットでたぶん大丈夫。普通はシングルを往復分で2枚買うだろうから、賢い買い方。」と言ってもらえたので、どうやら本当に問題はなさそうです。

ホステルに荷物を置いた後は、スーパーに寄って食料を買い、イングリッシュガーデンにて一人ピクニック。
そして、腹ごなしにてくてくと散歩。




ビアガーデンで、みなさん美味しそうにビールを飲んでいました。
このイングリッシュガーデンには『中国の塔』があり、そこには5,000席のビアガーデンがあるそうですが、なにせこのイングリッシュガーデンはとにかく広くて、そこまで行く気力がありませんでした

寝てないこともあって、早々にホステルに戻って就寝。

2011/07/10

Travel plan for September of 2011

9月の旅程が決まりました。
9月には日本から友達が来るかもしれなかったので、予定を空けておきましたが、どうやら難しいとのこと。
楽しみにしていただけに残念。

実は、月一回のハイペースでヨーロッパを回っていると、正直ヨーロッパに飽きてきたのが本音です。
さらに、イタリアを除いて行きたいところにはほとんど行ってしまったから、どこに行こうか模索していました。
そんな時に友達にどこか行かないかと誘ってみたところ、「デンマークに行きたい。」との答えが返ってきました。
特にデンマークに興味があったわけではないですが、その友達にデンマークの魅力を教えてもらったら少し興味がでてきて、逆にこの機会を逃したら行く事が無いと思ったので、初の北欧デンマークへ行くことにしました。

9月:デンマーク(コペンハーゲン)/9日(土)~12日(月)

ヨーロッパに飽きてきたので、ヨーロッパ外のトルコやモロッコ、ヨーロッパではありますが東欧へ行きたいところ。
あと、いい加減イタリアに行きたい!

2011/07/06

タイムリミットは7月23日

ずーっと引っ越ししたいと思いつつも、持ち前のめんどくさがり屋が全面に出てきては先延ばしにしてきましたが、約一年住んだこの部屋とも、いよいよサヨナラをする時がやってきました。
このフラット自体が別オーナーに買われ、その新しいオーナーは家族水入らずで生活するので、現在のテナントは出ていかなければなりません。
帰宅してはめぼしい物件にメールを送るという日々をここ数日繰り返してますが、日本人で舐められてるからか返信率は低めで、その上なかなか良い物件が見つかりません。
見つかろうが見つからなかろうが、契約の切れる23日には出ていかなければなりません。
引っ越しする日までに見つからなかった場合、最悪ホステル等に住むことになりそうです。
それはそれで面白そうですが、いかんせんこの一年のうちに増えていった荷物での引っ越しを考えると頭が痛いです
しかし、イギリス生活最後の住処になるであろうと思われるので、納得して住める物件をなんとか探し出したいと思います。

2011/07/01

Liverpool and Manchester 最終日(2011年6月26日)

ホステルで大満足な朝食後、マンチェスターへコーチで向かいました。
二人分で5.5ポンド、乗車時間1時間弱という、素晴らしく交通の便が良かったです。

市内の移動はトラムを使いましたが、運行している本数が少ない為、意外と待つので注意が必要です。


まず始めにURBISに向かいましたが、残念ながらこの日は閉館。
他にマンチェスターに関しては特に行きたいところもなく、適当にぶらぶらと待ち歩きをして、科学産業博物館/MUSEUM OF SCIENCE & INDUSTRYや帝国戦争博物館/IMPERIAL WAR MUSEUM NORTHに行ったり、間に美味しいランチを食べたりして、天気が良かったこともあってノープランでも割と楽しく過ごせました。





リバプールと言えばビートルズ、マンチェスターと言えばオアシス。
個人的に一番好きなバンドであるオアシスの足跡をたどる為、オアシスが一番最初にライブをした場所に行ってみましたが、現在そこは別の建物に建て替えられているので、見事に迷って終了。
特に軌跡等を残してないところがオアシスらしい。

マンチェスターはリバプールと比べるとやや田舎な感じがして、街自体があまり観光に力を入れていないからか、活気もあまり感じられませんでした。
しかしながら、サッカー好きなら押さえておく街ですし、ロンドンから行きやすいので、話のタネに行ってみてはいかがでしょうか。

今回は友達が色々調べてくれたおかげで、ストレスなく楽しく旅行を終えて、本当に感謝。ありがとう。