2012/02/16

日本帰国

201226日早朝ロンドン・ヒースロー発アリタリア航空イタリア・ローマ経由、7日昼日本・成田着で帰国しました。

今回のワーキングホリデー、一言で言うと「大成功」です。
一番の目的である「旅行」ですが、国内外いろいろ行きました。
行った国をあげてみましょう。

イギリス
オランダ
ポルトガル
フランス
スペイン
ポーランド
ギリシャ
チェコ
ドイツ
オーストリア
スロバキア
ハンガリー
デンマーク
ベルギー
ルクセンブルク
アイルランド
モロッコ
スウェーデン
イタリア
ヴァチカン

行きたい所へ全て行ったかと言うとそうではありませんが、ほとんど行けたかと思います。
行った中で一番良かったのは、ギリシャのメテオラです。
子供の頃にテレビで観て行きたいと思い、実際に行ってみて本当に素晴らしかった。
旅行によく行っている人なら分かるかと思いますが、期待に胸を膨らませて行ってみると想像と違ってがっかりというのはよくある話。
メテオラに関しては、自分が想像していたより良かったです。
テレビやネットで得られる情報なんてほんの一部で、実際に行ってみるとスケールが違いました。
天気が良かったというのも大きな要因ですが、行って本当に良かったと思える素晴らしい所でした。

オックスフォードから始まり、ロンドンへ。
途中帰国せずに、ほぼ丸々二年間イギリスに滞在しました。
この二年間で自分の中でいろいろと価値観等変わりました。
正直言って、日本に帰りたくありませんでした。
ビザに期限が無いなら、まだまだ滞在し続けたでしょう。
しかし、イギリスでの生活が楽しいことばかりなわけではありません。
自分にとっては英語が一番の問題で、入国当時と比べると多少はできるようにはなりましたが、まだまだやっと赤ちゃんがつかまり立ちできるようになった程度。
英語が出来ないが故にいい仕事に就けず、低い賃金で低いレベルの生活を強いられました。
そして映画やテレビ等エンターテイメントの部分でも楽しめない部分が多数。
こればかりは勉強しなかった自分が悪いだけです。
今後も一生涯通して勉強していきたいです。
人間関係に関しては、自分はすごく恵まれた方だと思います。
語学学校やロンドンで知り合ったり友達になった人たち、全ての人たちに感謝です。
自分に関わって下さった皆様、本当にありがとうございました。
そして、今後とも宜しくお願い致します。

ワーキングホリデー”…長い二年間という休暇が終わりました。
本当に楽しいホリデーでした。
まるで長い長い夢から目覚めるような感じです。
本当にこのワーキングホリデーを利用してイギリスに行って良かった。
色んな宝物を見付けて、得て、実りのある二年間でした。
欲を言うなら、今だから今ならそう言えますが、他の国へもワーキングホリデーで行きたかった。
自分のように後から後悔しないよう、嫌になって途中帰国しても構わないので、若い人たちにはどんどん海外へ出ていろんな経験をしてもらいたい。

一応このエントリーでblogの更新は終了しようと思います。
稚拙で読みづらい文章でしたが、読んで下さった皆様ありがとうございました。

Portsmouth and Isle of Wight

201223日・4日、一泊二日でポーツマスとワイト島に行ってきました。
これが国内最後、そして正真正銘このワーキングホリデー最後の旅でした。

10:02ビクトリア駅発の電車に乗って、約2時間でポーツマス・ハーバー駅に到着。
駅近くにあるポーツマス・ヒストリック・ドックヤードで、HMSビクトリーを外から軽く見学。
戦艦なのに、装飾が細かくて奇麗。


イタリアンで遅めの昼食をとった後、ホテルへチェックイン。
テレビで古い映画をぼーっと観てると、いつの間にか眠ってしまっていました。
夕食は近くのテスコで軽く済ませるという、イギリスらしさ全快。

翌朝ホテルを後にして、Wightlinkでワイト島に向かいます。
この島はイギリス人にとって、夏の間のリゾート地だそうです。
しかし季節は冬、その上寒波が襲ってきていたので、風が冷たく寒い!
船が発着するライドという街を少し散策し、ポーツマスのインフォメーションセンターのおばちゃんが薦めてくれたSandownという街に、3番のバスで行きました(片道3.5ポンド)。
バスを降りてビーチに向かうと、そこにはまぎれもなくビーチが!


イギリスでビーチといえばブライトンが有名ですが、ブライトンのビーチは言ってしまえば砂利でできたビーチ。
こののビーチはちゃんと砂浜のビーチでした。

8番のバスに乗って、長めの車内見学をしながらライドの街へ戻ります。
道中、車窓からワイト島で有名な茅葺き屋根の可愛い家が見えたり、典型的なイギリスの田舎町を見られておすすめです。
今回の旅は最後なので、移動は控えめでお茶したりのんびりとした旅でした。

ポーツマスに戻って電車の時刻表を見ると、乗る予定だった電車にキャンセルの文字が。
仕方ないので一時間後の電車に乗ることにして、ちょっと買い物をしました。
ポーツマスのGunwharf Quaysというショッピングエリアはアウトレットモールになっていて、あらゆるものが安く売っていました。
そこでティンバーランドの靴が100ポンドのところ、なんと15ポンドで売っていて、奇跡的にサイズもあったので即購入。
ショッピングにロンドンからポーツマス、この選択もありだと思います。

駅に戻ると、乗る予定だった電車がまたまたキャンセル。
違う電車に乗って安心したかと思えば1時間以上の缶詰。
代替バスに乗って少し離れた駅まで移動、そして凍えるような寒さの中電車を待って、やっとビクトリア駅行きの電車に乗れました。
最終的にポーツマス~ビクトリア間に約5時間かかるという、最後の最後にイギリスの交通機関にしてやられて幕を閉じました。

Rome and Vatican 最終日(2012年1月25日)

今回の旅は珍しく早めの14:50フライトでロンドンに帰るので、早めにホステルをチェックアウトして、朝から行動しました。
朝一番に向かったのは、ミケランジェロの代表作の一つモーゼ像のある、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会。
朝早いからか観光客がほとんどおらず、静かで心地よい。


こちらもピエタに負けず劣らず、まるで蝋かと思うくらいの曲線が素晴らしい。
聖ペテロが獄中でつながれていたという伝説の、鎖もありました。


次に向かったのは、スペイン広場と同じく『ローマの休日』でおなじみの、真実の口。
午前中の早めだったからか観光客は少なめでしたが、その場にいた観光客は自分を含めて全て日本人という


一人だし特に例のポーズで写真を撮るつもりもなかったので、さっさと退散しました。

最後はヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂を軽く外から見学して、その大きさに圧倒されました。
比較的建造が新しいので、遺跡達と違って鮮やかな白がまぶしいです。


そのまま徒歩で駅まで戻ってバスで空港まで行き、無事にロンドンへ飛び立ちました。
しかし、今まで入国は割とスムーズにいけてたのに、最後の最後で入国管理に時間がかかるという、いかにもイギリスらしい結末で最後の旅を終えました。
この最後の旅は、ローマだけとはいえ行きたかったイタリアへ後悔しないように無理して行きましたが、結果としてやっぱり行って良かった。
他の街も行きたいところはたくさんありましたが、ある程度割り切って行ける時に行っておく、これが鉄則だと思います。