特に前知識もなく行ってしまいましたが、展示してある物の簡単な説明をみると驚きました。
ほとんどの展示物がなんと紀元前の物だったのです。
数千年前にこんな高度な文明があったかと思うと本当に驚きです。
また、アテネらしくギリシャ神話関連の展示がたくさんあって、その神話自体の完成度にも驚き。
そのギリシャ神話よりポセイドンとアテネ。
アクロポリスに向かう途中に寄った市場。
とにかく肉!魚!豆!と、本当に市場らしい市場でした。
肉の値段がとにかく安く、ギリシャの方たちの恰幅の良さが少しだけ理解できました。
かじった後の写真で申し訳ないですが、タベルナ(食堂のようなもの)のアテネでは老舗有名店のタナシスというお店のスブラキ・ケバブ。
そこそこボリュームがあって1.9ユーロとお手頃で、ピタと野菜と肉でバランスも良し。
肉がふんわり柔らかいハンバーグの様でジューシー、しかし脂っこさがしつこくなくて本当に美味しい。
アテネに来たならここに行かなければどこに行く、というアクロポリスへ。
パルテノン神殿の見た目は絶賛修復中ですが、現地の説明を読むとどうやら数年前に完了したそう。(自分の英語が間違ってなければ…。)
足元は岩がごろごろして歩きにくいので、歩きやすい靴は必須です。
また、その他の遺跡にも言えることですが、大理石はとにかく滑りやすくて危ないので注意が必要です。
アクロポリスは小高い丘にあるのでアテネの街が見渡せ、下にはゼウス神殿が見えました。
アテネという街は残念なことに、アテネにある壁の50%は落書きされているんじゃないかと思うくらい、本当に落書きが多いです。
写真の落書きもアクロポリスのすぐそばにある路地。
悲しい事に貴重な遺跡にも落書きされていました。
そういえば昼も夜も、街中には他の都市とは比較にならない程警察官がたくさんいました。
しかもかなりの重装備。
実際、肌で感じた限り治安があまりいい方ではありませんでした。
次に向かった先は、1896年に第一回近代オリンピックが初めて開かれたパナティナイコ・スタジアム。
入場料にオーディオガイドも含まれていたので、それを聞きながらゆっくりと見学しました。
後にも先にも世界で唯一の総大理石で造られたスタンドは圧巻。
近代オリンピックの歴代開催地が掘られた石碑があって、もちろん東京もありました。
最後にシンタグマ広場に寄って、向かいにある無名戦士の碑前で衛兵の交代を見学。
ゆっくりした動きで、まるで何かの儀式のようでした。
アテネという街は街のところどころに遺跡があって、地下鉄工事をした際にも掘れば遺跡が出てきては工期が長引いたそうです。
その際に出てきた出土品がステーション・ミュージアムとして展示されていて、無料で見学が可能です。
夕食はギリシャの代表的なチーズである、フェタチーズのサンドイッチ。
塩味が強めで、パサパサした食感でした。
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