2010/08/29

Birmingham

2010828日(土)、イングランドで2番目に大きな街であるバーミンガムへ行ってきました。


National Expressのコーチで£13プラスm-ticket£0.5の合計で£13.5。
現地ではバーミンガム在住の某ブロガーさんに案内をお願いしていて、自分の希望した所プラスおすすめの所へ連れていってもらい、1日で大満足の遠足でした。
バーミンガムの印象は一言で言って、近代的で人に優しい街。
街の中心地はほとんど歩行者専用となっていて、車を気にすること無く色々と歩いていけました。

バーミンガムを観光するにあたって、某ブロガーさんへ自分が希望したのは3点。
・聖フィリップ大聖堂
・バーバー美術館
・バルティ(パキスタン人によるバーミンガム発祥のカレー料理)を食べたい

聖フィリップ大聖堂は街中にあるので問題なく観光できました。
ステンドグラスは素晴らしく、イギリス国内の大聖堂を色々と見てきましたが、こちらはめずらしく天井がフラット。
外からの見た目も四角くて、なかなか興味深い。


バーバー美術館は中心地から少し離れていて、バーミンガム大学に隣接しています。
バスに乗って向かいましたが、その際に某ブロガーさんが運転手さんに「バーミンガム大学に行きたい。」と伝えていて、運転手さんが「university! university!」と降りるバス停の近くで教えてくれました。
小ぢんまりとした美術館で、静かに作品を楽しむことができます。
お土産にポストカードを2枚買いました。

そして、帰る前にバルティを食べに行くことになりますが、ここで問題が…。
少し道に迷ってしまい、なんとなくそっちの方向では?って感じで歩いていくと…“Balti Triangle”の文字が!
奇跡的にお目当ての“Ladypool Rd.”へたどり着くことができました。
しかしそこはイギリスではなく、どこか違う国に来たかのような錯覚を覚えるストリートでした。
某ブロガーさんが事前に調べてくれたお店の住所に向かってみますが、なぜかその住所だけ建物がすっぽりと抜けているのです。
仕方がないので諦めて適当に他の店に入ってみました。
定員さんがちょっとウザくて気持ちの良い接客ではありませんでしたが、肝心のバルティは美味しくて、これなら日本でも流行りそうだなと思いました。


食後は丁度いい時間になったので、そのまま帰路へ。
ロンドンに帰ってきてコーチを降りると…寒い!
昼間は過ごしやすい気温ですが、夏が終わったイギリスは8月でも朝と夜は寒い。
ちょっと一足早いですが、思わず今日はフラットの前オーナーから頂いた電気毛布をセッティングしてしまいました。

Mさんのお陰で楽しい一日が過ごせ、ありがとうございました!
またそちらへお邪魔した時や、ロンドンへ来られた時は是非!

2010/08/22

ノッティングヒルの青いドア

タイトルでピンときた人は映画好き。
そう、「ノッティングヒルの恋人」です。
愛だの恋だの絡む物語はあまり好きではありませんが、ロンドンが舞台とのことで渡英直前に日本で観ました。

そして、割とミーハーなものですからロケ地でも見ておこうと思い、ノッティング・ヒルへ行ってポートベロー・ロードと「ノッティングヒルの恋人」でヒュー・グラント演じるウィリアムが住んでいた青いドアの家を見てきました。
週末なのでポートベロー・ロードは観光客でいっぱい。
お目当ての青いドアの家はもはや青くなくて黒でしたが、ちゃんと存在しました。


写真を撮る人は全然いなく、通りからほんの少しだけ外れているため、危うく気付かずに通りすぎてしまうところでした。
手前のゴミがロンドンらしい生活感たっぷり…。
他にもポートベロー・ロードにはロケに使われたお店がありますが、これっぽいな~と思いながらもよく分からなかったので写真に撮っていません。

最近は天気の良くない週末が続いて、なんだか気分もどんよりです。
来週末は久しぶりにロンドン外に出るので、晴れてほしい!

2010/08/15

ミレニアム・ブリッジとテート・モダン

あまり天気の良くなかった2010年8月14日(土)、現代美術を楽しむためにテート・モダンへ行ってきました。
Mansion House駅で降りて、ミレニアム・ブリッジを渡ってすぐ。



テート・モダンは、かつて火力発電所であった建物を利用しているので、建物がとても大きく、入ってすぐの吹き抜けの空間は圧倒です。


残念ながら作品を展示している箇所は撮影禁止でした。
現代美術はシュールな作品が多く、なかなか理解しにくい作品ばかり。
一番印象に残ったのは、なかなかお目にかかることのできない、戦時中(?)のロシアのポスター。
その他にもピカソやモネ、ダリなども展示されており、新旧の作品を楽しめる不思議な空間でした。

また、寄付金箱や宣伝等もオシャレでかわいい。
わずかではありますが、もちろん寄付はさせていただきました。




帰りに久しぶりにセンターのバスに乗ってみましたが、車内で聞こえてくるのはアラビア・ラテン系・中国・韓国・日本語。
ロンドンの中心街では、英語が聞こえてくる方がめずらしい時もあります。

Bedbugのその後

心配してくれる人がいたので、その後の経過について書きたいと思います。
結論からいうと、快方に向かっています。
先週の大掃除と巣窟になっていたベッドを捨てたこと、そして寝る前には体にすごく悪いとは分かっていますがマットレスの周辺に殺虫剤を噴射。
これらのおかげか、今のところ姿を見せていません。
しかし若干のトラウマになっていて、小さな黒いホコリでも見つけるとビクっとなってしまいます。

かゆみの方は、Bootsから買ってきた薬が効いて、かなり収まりました。
そこそこに強い薬っぽいので、今は塗っていません。
今はちょこちょこかゆいくらいで、かきむしることはなくなりました。
写真はピークを過ぎて少し経ったくらいですが、こんな感じが両手足と首と顔に。


両手足はかきむしったので、ほとんどがかさぶたになっていて跡がかなり残っています。
顔はかなり我慢したので、跡はほんのちょっと残っているくらい。
ちなみにかゆさは、蚊に刺された程度の我慢できるレベルではなくて、寝ている最中にかきむしって目が覚めるほどです。

大家さんから、来週には部屋の浄化と新しいベッドが搬入されるとのこと。
木製のベッドだとまたやられる可能性があるので、メタル製のベッドを希望しておきました。
たぶんもう大丈夫だとは思いますが、ここに住み続けるのがあまりいい気分ではないので、引越し先を探しています。
職場のイギリス人の彼女さんも同じ被害を受け、医者からもらった薬もあまり効果がなく、最終的には引越ししたそうです。

このBedbugは、部屋が汚いから出る・部屋が綺麗だから出ない、というわけではありません。
何かの拍子で紛れ込んだり、誰かが持ち込んだりして、巣を作ってしまわれたら最後です。
この最凶最悪の害虫、みなさんもお気をつけ下さい。

2010/08/08

小さな吸血鬼と不眠

4日ほど前から手足や首に発疹が異常に出て、それがかゆいのなんの。
たぶんダニだろうとナメてそのままにしていたら、発疹は増えるばかり。
おかしいと思ってネットで調べると、どうやら原因はBedbug(日本名:トコジラミ又は南京虫)のせいらしい。
調べれば調べるほど厄介な性質で、考えるだけで欝になってきました。
今はアメリカでも問題になっているとか。
かゆくて寝られないし、寝たら噛まれる恐怖とで、金曜と土曜の夜はまともに寝ることが出来ませんでした。

しかし、寝られないとは言っても眠たいものは眠たいので少し寝てふと起きると、シーツや枕の上をウロウロと奴らがいました。
電気を点けてベッドから離れると逃げようとするので、一匹ずつプチプチと殺しますがキリがありません。
寝たり起きたりを繰り返して朝まで待ち、朝から部屋の大そうじを始めました。
大家は朝早く出ていなかったので、奴らが巣くっているベッドを無断で勝手に家の外に出し、布団を干してシーツや衣類を洗い、部屋にまんべんなく掃除機をかけました。
ベッドは捨ててもマットレスなしでは寝られないので、マットレスは残して殺虫スプレーをまんべんなく噴射。
とりあえずは昨日までより今日は多少心地良く寝られるかな。
こんなことになるなら、部屋を移るんじゃなかったな

大家が帰ってきたところで、事の次第を説明。
明日にでも専門業者に電話してくれるとのこと。
大家はこのBedbugの事の重大さをちゃんと知っていて、きちんとした対応をしてくれそう。
それでもダメなら、めんどくさいが引越しか。
それにしても、自分がこの部屋に移る直前まで住んでいた彼には被害が無かったのだろうか。
今は旅行に行っているから、帰ってきたら聞いてみよう。

今日は家から近いGunnersbury ParkThe London Melaというイベントをやっていたが、この一日仕事のせいで行けなかった…。
というか、全身がかゆくて行く気がしなかった…畜生め。

2010/08/02

デスクワーク始めます

バイトを始めて約2ヵ月。
まだトライアルの状態なのにも関わらず、会社からデスクワークのオファーがありました。
今度イギリス人が一人退職するので、そこの代わりをやって欲しいと。
内容を聞いてみたら簡単だし、特に英語を駆使するわけでもないので、そのオファーを受けて、今は引継ぎ及び新しい仕事に徐々に慣れていっている状態です。
完全に引き継いでも、デスクワークと単純作業が半々くらいなので、頭と体を使う理想的な仕事になるのかもしれません。
時給の方も若干考慮してくれるらしく、生活の方でちょっと良い物が食べられるようになるかと期待しています。
表向きでは「細かい作業に向いてそうだから」と言ってもらえましたが、「英語ができないから他に移らないだろう」「ビザがまだまだ長いから使える」等、会社にいいように使われてる気がしてならない(苦笑)