2011/08/28

Vienna and Bratislava and Budapest 最終日(2011年8月14日)

今回のブダペスト行きの最大の目的は『温泉』でした。
ハンガリーはヨーロッパで有数の温泉大国です。
日本人として、さらに温泉(お風呂)好きとして、行かないわけには行きません!

ホステルをチェックアウトして、ひとまず東駅のコインロッカーに荷物を預け、ブダペストの街を散歩。





とても天気が良くて暑かったので、逆に汗をかいてから温泉に行こうと思い、ひたすら歩いて英雄広場へ。
目指す温泉は、この裏の公園の一画に。


そしてやってきました、セーチェニ温泉/SZÉCHENYI FÜRDÖ


写真の正面玄関(?)に横の入り口から入れと立て看板があったので、横の入り口に向かうも長蛇の列。
しばらく待ってみましたが一向に進まず。
気分転換にぐるりと裏に回ってみると、そこにも長蛇の列
もう一度ちゃんと並ぼうと思って正面玄関の前を通って向かったその時、扉が少し開いてたので覗いてみると、係のおじさんが入ってもいいよと言うので、運良くスムーズに入ることができました。
チケット売場に向かって値段表を見てもよく分からなかったので、売場のおばちゃんに大人一人と伝えて3,350フォリントを払って入場。
出た時にしっかり値段表を確認したところ、週末料金はロッカー使用で3,350フォリント、キャビン(更衣室)使用で3,750フォリント。
平日だと少し休めの値段設定でした。

水着着用義務なので、念のために日本から持ってきた水着がついに役に立つ時がきました。
水着に着替え、屋内プール?温泉?を横目に、外へでるとそこには露天風呂!というより、プール?


まぁどちらでもいいですが、水分自体は温泉のよう。
施設全体的に、日本でいうところのスーパー銭湯的な感じです。


みんなそれぞれ日焼けを楽しんだり、ゆっくりと浸かったり、有名な温泉チェスでおじさま達が勝負してたりと、かなりリラックスした様子。
肝心の温泉は一番暑いところでも若干ぬるめで、逆に言うとゆったりと長時間入ることができます。
サウナにいったり屋内のお風呂に入ってみたり、なんだかんだで2時間30分ほど楽しみました。

荷物を取りに東駅へ向かい、近くにあったお店でハンガリー料理らしきものを食べ、遅れないように早めに空港へ向かってロンドンへ帰りました。


今回の旅も移動を含め特に下調べをしてなかったのですが、いつも通り結果として何とかなりました。
下調べをして行った方が安心できるし効率はいいかもしれませんが、いわゆるの醍醐味が味わえないかもしれません。
かといって、いつもこのペースでストレスを感じないかと言えば嘘になるので、贅沢にお金をつかったツアー旅行に今はすごく行きたい!

2011/08/26

BBC Proms

なんと5ポンドでClassicが楽しめる!
ただ今、曲と曲の間の休憩中。
ロイヤル・アルバート・ホールの中は素敵。


2011/08/25

Vienna and Bratislava and Budapest 四日目(2011年8月13日)


ホステルを後にして朝一番に向かった先は、中央市場。
しっかりした造りの建物で、ヨーロッパのマーケットにしては清潔すぎるほどにきれい。


色んなものがひしめき合う中、ハンガリー料理らしきものと、とてつもなく大きいシュークリームを朝食にしました。



ハンガリーは物価が安く、通常の2倍はあるであろう大きさのこのシュークリームが、日本円で約50円と破格。
マーケットに行くと、その国の食べ物からお土産まで一通り見ることができるので、オススメです。

マーケットを出てドナウ川を渡り、川沿いをずーっと歩いてセーチェーニ鎖橋へ。
このセーチェーニ鎖橋はブダペストのドナウ川に架かった最初の橋で、ドナウ川に架かる橋で最も美しい橋と言われています。


橋の向かいの丘を登り、王宮や漁夫の砦を写真に収め、漁夫の砦からの素晴らしい眺めを堪能しました。





天気が良くて暑かったが、本当に気持ちいい。

バスを乗り継いで次に向かった先は、メメントパーク/Memento Park
入場料は1,500フォリント。



共産主義時代の銅像等を見学することができますが正直言って、良い意味でも悪い意味でもしょうもないです。
敷地自体あまり広くないのですぐに見終わってしまいますが、こんな共産主義時代を取り上げた公園なんて他にはないので、話のタネにはうってつけ。
お土産も面白いものがたくさんありました。

中心街に戻るといい時間になっていて、広場でライブをしていたので、ビール片手にしばらく楽しみました。


しばらく音楽を楽しんだ後は、セーチェーニ鎖橋の本領を発揮する夜景を楽しみ、ホステルへ戻りました。


余談ではありますが、このブダペストの地下鉄は、とにかく検札が多い!
ヨーロッパ各国は改札がない駅がほとんどで、タダ乗りしようと思えばできない事もありません。絶対にしないで下さい!
つまり、乗客の良心にゆだねられている部分が多いかと思います。
実際、地元の人や旅行者共に、ちゃんとみなさんチケットを買われています。
そして今まで行った国々で、地下鉄で検札されたことはありませんでした。
しかし、このブダペストの地下鉄の各駅には必ず駅員さんが数名いて、きっちり検札をしていました。
毎回毎回検札の為にチケットを出し入れしてちゃんと見せ、「だったら改札作れよ!」と思わざるを得ませんでした。
ちなみにブダペストの24時間チケットは1,550フォリント。

2011/08/23

Vienna and Bratislava and Budapest 三日目(2011年8月12日)


朝食を食べてホステルをチェックアウトし、Uバーン3番線でSimmering駅に向かい、ブラチスラヴァ行きの列車に乗り込みました。



ぼーっと外の景色を眺めているうちに、特にパスポートコントロールもなく到着。


駅に着いてまずインフォメーションに向かい、ブダペスト行きの時刻表を聞いて、チケットを買いました。
乗車時間は2時間30分で、チケットは16.7ユーロ。
一安心したところで駅の外に出てみますが、ブラチスラヴァに関して何も調べてこなかったので、とりあえずセンターに向かって街歩き。

やはり元共産圏の国ということで、そういった面影がちらほら垣間見え、国がまだまだ豊かではないんだなと感じました。
しかしその反面、通貨がユーロでありながら物価が安いのが興味深い。
そして目的なく、ただひたすら待ち歩き。








特にやることや見るものもなかったので、ブダペスト行き列車に乗り遅れないよう、早めに駅に行きました。
列車に乗り込むと意外と満席でびっくりしましたが、何とか席を確保して寝たりしてるうちに三カ国目のハンガリーに到着。



東駅からほど近い大きなショッピングモールで現金をおろし、食べ物を買ってホステルへ向かい、疲れもあってそのまま就寝。

2011/08/21

Vienna and Bratislava and Budapest 二日目(2011年8月11日)


Vienna and Bratislava and Budapest 二日目(2011811日)

この日は終日ウィーン観光。
ウィーンの公共交通機関48時間チケットは10ユーロで、他の都市よりもややお得な感じです。

朝一番に向かった先は、シェーンブルン宮殿/Schloss Schönbrunn
代々ハプスブルク家が離宮として使用し、またマリー・アントワネットのいわゆる実家です。



チケットオフィスには長蛇の列でしたが、意外と早く進んでチケットを買う事ができました。
一番安いチケットは22室が見学できるImperial Tour10.5ユーロ、次が40室が見学できるGrand Tour13.5ユーロで、どちらもオーディオガイド付です。その他セット及びコンビチケットあり。
せっかくなのでGrand Tourにしてみました。
意気揚々と入り口に向かい、自動改札なようなところにチケットをかざすも、エラーが出て入場できず。
係員さんから「チケットに表示されている時間に来るように。」と言われ、混雑しないように時間制で入場制限をかけているようです。
チケットを買ったら時間をきちんと確認しましょう。
入場まで時間があったので、庭園を散歩しましたが、すごく天気が良くて気持ち良かったです。
時間になったので宮殿に戻り、オーディオガイドを聞きながらゆっくりと見学。
内部は撮影禁止。
パリのヴェルサイユ宮殿には及ばないものの、かなり豪華な造りで、その時代に流行しつつ高価であった中国の内装が印象的でした。

次に向かった先は、日本でちょうどお盆ということもあり(?)、ウィーンに眠る偉大な先人たちのお墓参りで、ウィーン中央墓地/Zentralfriedhof


区画“32A”には名だたる巨匠が眠っていて、写真の真ん中がモーツァルト記念碑(お墓は違う墓地だそうです)、左がベートーベン、右がシューベルトのお墓です。


写真には写っていませんが、右手奥にはブラームスとシュトラウス。
天気が良くて静かで、思わずベンチに腰をかけてゆっくりしてしまいました。

そうは言ってもウィーン観光はこの日のみなので、移動を始めます。
外観を眺めるのみでしたが、ウィーンのガウディと呼ばれた、フンデルトヴァッサーの作品を巡りました。




彼は日本びいきでも知られ、大阪市環境局舞洲工場等、日本にも彼の作品は数点あります。

ウィーン最後の夜には、本家本元のザッハートルテを食べるため、ホテル・ザッハー隣のカフェ・ザッハー/Café Sacherへ。
店内は赤と白を基調に落ち着いた雰囲気で、夜9時に行ったので店内はあまり込み合っておらず一人でも入りやすかったです。



ザッハートルテとコーヒーで、9.4ユーロ(だったと思います)。
肝心のお味の方は、チョコレートはややビターで濃厚で、その中に日本のそれよりは酸味が強めなアンズジャムの味が広がったのが印象的でした。
箸休めの生クリームと一緒に食べるとちょうどいい感じでした。
しかしながら個人的には「最高!」ではなくて「普通に美味しい。」で、店内の雰囲気と合わせて一緒にどうぞといった感じでしょうか。


こうして一カ国目のオーストリアは終わり、次の日には二カ国目のスロヴァキアへ向かいます!

2011/08/18

Vienna and Bratislava and Budapest 初日(2011年8月10日)


2011810日~14日、45日でオーストリアのウィーンとスロヴァキアのブラチスラヴァとハンガリーのブダペストへ行ってきました。
3カ国を一気に回る若干弾丸気味の旅程ですが、割と王道なコースだと思います。
ガトウィックを12:05発で、ウィーンへ15:25着。時差1時間。

空港からSバーン(3.6ユーロ)に乗って市内に着いた頃には既に夕方。
ひとまずホステルにチェックインして荷物を降ろし、ブラチスラヴァに移動する為の列車のチケットを買う為に駅に向かいました。
ブラチスラヴァまで鉄道だと14ユーロで約60分、バスだと7.7ユーロで約90分。
列車とバスのチケットは赤い券売機でも買え、どちらも1時間に一本は走っているようです。



チケットを確保した後は適当に待ち歩きをしてケバブで軽く腹ごしらえし、ビールを買ってウィーンの夏の風物詩であるウィーン市庁舎前広場で開催される音楽フィルム・フェスティバル(入場無料)を楽しみました。
会場では世界各国の食べ物屋台が並び、もちろん日本食もありました。



しかしこの日の夜は結構寒く、30分程で早々とホステルへ帰って就寝。

2011/08/09

生きてます


住む場所を失って二週間、先週末にやっと引っ越ししました。
新しく住み始めた場所はFinsbury Parkという、位置的には北ロンドンになります。
現在数十年ぶりの大暴動が起こっているロンドンですが、その暴動の発端になったところからほど近い場所で、そんな真っ只中の引っ越しでした。
家の近くの商店街は軒並みシャッターを閉め、パブはガラスを板張りして保護するなど、かなり暴動に備えています。
駅や道端には多数の警官、昼夜問わず鳴り響くパトカーのサイレン、スーパーは早めの店じまい、雰囲気はいつもと違う感じ。
とりあえず家の周辺は被害にあっていないのが幸いで、また、引っ越しするや否や明日より旅行でロンドンを離れます。
ある意味ではとてもいいタイミングですが、万が一暴動で家が燃やされたなら、帰ってきたらまたもや家無しと笑えません。
一刻も早くこの暴動が収まることを願います。

2011/08/04

Munich and Fussen 最終日(2011年7月18日)

最終日は荷物を中央駅のコインロッカーに預け、まず向かった先はニンフェンブルク城/Schloss Nymphenburg
こちらはお城というより宮殿といった感じでした。



庭園もありますが、パリのベルサイユ宮殿に行った後では霞んでしまって、内部見学をせずに早々と退散。

次はオリンピックパーク/Olympic Park
こちらは2ユーロでメインスタジアムの見学が可能でした。



前日まで何か車のイベントをしていたようで、業者さんが後片付けに追われていました。
掃除にしかり補修にしかり、古さは隠せませんが、某アテネのオリンピックパークとは違って、ちゃんと手入れをして活かしていこうという姿勢が素晴らしい。
さすがリサイクル先進国のドイツ。

最後にドイツビールと言えばの、ホーフブロイハウス/Hofbräuhaus München




趣のある店内に、昼間からお客さん(観光客)がびっしり。
パブ(居酒屋)というよりは、もはや観光地。
みなさん美味しいビールと食事を楽しんでいましたが、自分は一人でテーブルに着くのが寂しいのと、飛行機に乗るのでなんとなくアルコールは避けたかったので、我慢して飲みませんでした。
2階の一部分がミュージアム的になっていて、無料で見学が可能でした。

今回の旅は、やや天候に恵まれませんでしたが、気温は少し暖かかったのが救いでした。
ドイツ行きを冬ではなく夏にして正解だったなと思います。
冬のドイツは寒さが尋常じゃない程、厳しいらしい