2012/01/31

Rome and Vatican 二日目(2012年1月24日)

早めにホテルを出て、イタリアの中にあるもう一つの国、ヴァチカン市国へ向かいました。
すごい人で長時間並ばないといけないと聞いていましたが、早く行った為かスムーズでした。


実際、並んでいるのはチケット等ではなく、空港等にある危険物持込の検査です。
平日で人が少ないためかレーンは二つしか開いていませんでしたが、ゲートが金属に反応してピーピー鳴っているにも関わらず、どんどん入場させているザル状態。
あんな警備で大丈夫かと、こちらが不安になりました。


サン・ピエトロ大聖堂自体は入場無料ですが、せっかくなので中にある宝物館の入場料と日本語オーディオガイドを合わせて15ユーロを払って入場。宝物館のオーディオガイドは別途有料
外から見てもその大きさは一目瞭然でしたが、中に入るとまた一段と広く大きく感じました。
さすがカトリック教会の総本山。


ミケランジェロのピエタ。
彼が唯一署名をした作品。
とても大理石の一枚岩から創り上げられたとは考えられないほどに、滑らかな曲線と豊かな表現に驚きです。


クーポラと呼ばれる、屋根(?)に登ってみました(7ユーロ)。
かなりの段数の階段を登らなくてはならなく、周りの人もみんなヘトヘトになりながらでしたが、狭い通路を抜けるとそこには360度パノラマで眼下に広がるヴァチカンとローマの美しい景色が広がっていました。


クーポラに向かう途中にこんな可愛いポストも。


サン・ピエトロ大聖堂を後にして、次はヴァチカン美術館/Musei Vaticani15ユーロ)。
ちなみに、写真は出口です。


ここにはラファエロの壁画と、システィーナ礼拝堂に描かれたミケランジェロの天井画が見所。
どちらも本当に素晴らしく、「来て良かった。」と思わず口に出るほど。


残念ながらシスティーナ礼拝堂は撮影禁止でしたが、その広さと空気感、肝心の天井画をしっかりと目に焼き付けて後にしました。
このヴァチカン美術館はとても広く、サン・ピエトロ大聖堂とクーポラ、全て行くとかなり歩いて疲れるので、元気な朝早い内に行くことをおすすめします。

ヴァチカンを堪能すると夕方になっていて、急いで『ローマの休日』でおなじみのスペイン広場へ。
想像していたより幅が狭いんだなと思いました。
映像だけではなくて、やはり実際に行って目で見て感じると、情報量が違います。


またまた大急ぎで次はパンテオンへ向かいます。
2000年も前の建築物が、ほぼ完全な形で現代に残っているという奇跡。
地味でシンプルですが、ここは一見の価値あり。
ラファエロもここに眠っているそうです。


大急ぎで色々と回った一日の最後は、ライトアップされたコロッセオを写真に。


そして最後の旅の最後の夕食は、豪華にレストランでピザとワイン。


やや塩味が強めでしたが美味しくて、これ一枚でお腹いっぱい。
素晴らしいものを見て感じて、美味しいものを食べる、これぞ旅の醍醐味ですね。

2012/01/30

Rome and Vatican 初日(2012年1月23日)

2012123日~25日、23日でイタリア・ローマとヴァチカンへ行ってきました。
今回の旅がこのワーキングホリデーで行く、ヨーロッパ最後の旅でした。
ロンドン・スタンステッド空港06:10発、ローマ・チャンピーノ空港09:45着(時差1時間)。
月曜の早朝に関わらず、スタンステッド空港はものすごい賑わいでした。
日本もいつの日か、平日から空港が賑わうような労働環境になってほしいものです。

チャンピーノ空港からローマ市街行きのバスチケットを予めネットで買っておいたので、空港前のバス停で待ちます。
時刻表を見るとまだ余裕があったのでのんびりしようと思った途端、バスがやってきたので乗り込みました。
予想はしていましたが、早速定刻で事が進まないというイタリア気質の洗礼を受けることに。
バスはものすごいスピードで市街へ向けて走り出し、ちょっとビビる。
他の車も横断している歩行者をひく勢いで飛ばしていて、ローマにいる最中はとにかく車に気をつけました。
ロンドンをはじめ他のヨーロッパの都市では自転車が多く、そして自転車は車道を走りますが、ローマではあまり自転車を見かけることはなく、また見かけても歩道を走る始末。
あの道路状況の車道で自転車に乗るのは自殺行為と言っても過言ではありません。
イタリアに行く際には十分に車に気をつけましょう。


無事にテルミニ駅に着いて、荷物預かり所でバックパックを預けました(5ユーロ)。
ここでもイタリア気質丸出しのおじさんから、些細なことでキレられることに。
イタリア人怖っ。

身軽になったところで、トレヴィの泉へ。
日本人カップルが結婚式をあげていて、観光客みんなでお祝いムードで和ませてもらいました。


街中を歩けばところどころに遺跡が点在していて、いかにローマ帝国が力を持っていたかを思い知らされます。



そして、やってきましたローマを代表する観光地コロッセオ。
想像以上に大きい!


コロッセオと隣接するフォロ・ロマーノとの共通チケットで12ユーロ。
くまなく見学してみると、古代ローマに高度な建築技術があったことに驚かされます。


お隣のフォロ・ロマーノは広くて、見学し終わった頃には歩き疲れてヘトヘト。


もし夏に来ていたら、これに加えて暑さで参ってしまっていたことでしょう。
逆にオフシーズンに来て正解だったかなとも思いました。

この日はまともに寝てなく歩き疲れたので、早めにホステルに戻って就寝することに。
駅でピザを買って食べてみましたが、さすがイタリア、レストランじゃなくても美味しかった!


2012/01/27

帰国日

そういえば、帰国についてblogで触れていなかったような
実は20111113日に、帰国便のチケットを買っていました。
評判の悪いイタリアのアリタリア航空で、おそらく最安値に近い低価格で片道380ポンド。
201226日の早朝07:30にヒースロー空港発、ローマで乗り換えてフィウミチーノ空港(別名:レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)から成田行き15:00発。
201227日の11:15に成田空港着。
フライトと乗り換え併せて、ほぼ24時間かけての帰国の旅。
とても辛い、長い戦いになりそうで、今から憂鬱。
日本は遠すぎます!

The Phantom of the Opera

2012119日、仕事仲間達とミュージカルを観てきました。
名前だけは知ってるけど内容は知らない『オペラ座の怪人 : The Phantom of the Opera』、場所はHer Majesty’s Theatre
この時期はロンドン内の各シアターでやっている演目(?)のチケットがネットで安く買えるので、手数料併せて破格の25ポンド。
館内に入場してちょこっと写真を撮った後に知りましたが、館内は撮影禁止。よって、写真掲載は控えます。
実はミュージカル自体、初体験。
はっきり言って、何を言って何を歌っているのかほとんど聞き取れずに内容を把握できませんでしたが、大まかな流れは観ていて分かりました。
とにかく演出・歌・舞台・衣装全てが素晴らしくて感動!
ここまですごいものとは知らなかったから、今までミュージカルというものに全く興味がなく、まさに目から鱗でした。
生で観る事に意味がある舞台の重要性を、この歳になって改めて思い知らされました。
一緒に行った一人が「日本の劇団四季はもっとすごいです。チケットは高いけど是非観てほしいです。」と言っていたので、機会があれば観てみたい!

Stockholm 最終日(2012年1月15日)

ホテルの朝食が予想外に良くてびっくりしました。
物価が高いので、朝食代を差し引いてもホステルではなくこちらのホテル『rex petit』にして正解でした。
携帯で撮ったので写真が暗くてすみません


友人の体調が良くなかったのでチェックアウトギリギリまでホテルでのんびりし、ホテルを後にして向かったのは唯一行きたかったSALU HALLという、食料品の屋内マーケット。


しかし到着してみると、見事に日曜日定休。
うっかりして事前に調べておくのを忘れていました。
仕方ないので近くのスーパーで土産を買い物したり、北欧インテリアのお店を覗いてみたり。
写真は失念ですが、やはり北欧の家具や小物類は、デザインが素晴らしい!
外は寒いから家の中でも楽しめるように、そういった文化が発達したのかな、と勝手に考えてみたりしました。

有名な地下鉄構内のペイントを見てみたかったですが、ヨーロッパでは珍しく自動改札だったので入れず。
※地下鉄を使う余裕(時間が無かったのと路線が微妙)がありませんでした。


空港まで遠いので遅れないよう早めにバス乗り場に行ってサンドイッチを食べ、ちょこっと遠出をした感じでロンドンへ帰りました。


ちなみに、スウェーデンの入出国パスポートコントロールは、今まで行ったどの国よりも厳しかったです。
厳しいと言っても滞在期間や予約の有無やイギリスで何やってるか等と普通の質問をされてそれに答えるだけですが、他の国では質問なく終わることが多かったので、印象的でした。

Stockholm 初日(2012年1月14日)

2012114日・15日、12日でスウェーデンはストックホルムへ、友人と一緒に行ってきました。
今回の目的は特になく、チケットが安かったしその友人とゆっくり会えるのが最後かもしれなかったので、ちょこっと遠出をしたといった感じでした。
スタンステッド空港08:45発、スカブスタ空港11:55着(時差1時間)。


ストックホルムのスカブスタ空港は低価格航空専門の空港らしく、本当に小さな空港で、中心街からかなり外れにあります。
その為、バス(往復259SEK)で市街に向かいますが乗車時間は約75分と長く、着いた時には午後2時と一日の大半を失ってしまいました。
友人が持参してくれた『某歩き方』を見てみるも目立ったランドマークもなくて、時間が無かったので行ける範囲で興味を惹かれる箇所も特に見付かりません。
冬の北欧はさすがに寒くて外にいるのは厳しかったですが、せっかく来たのだから街の散策という名の散歩。
新市街及び旧市街ともに街並みが奇麗ですごく素敵でした。






途中ホテルへチェックインして、また外に出て延々と話をしながら散歩をするという、今までにない旅で初日を終了。
ちなみに物価が高めだったので、レストランへ行くのは断念しました。

2012/01/04

Happy New Year 2012

お陰さまで、イギリスで2回目のお正月を迎えることができました。
2011年という年は、生まれて初めて日本の地を踏まなかった一年間。
色んなことをして、色んなところへ行って、色んな人たちと出会え、本当に素晴らしい一年でした。
そして、帰国まで残すところあと約1ヶ月程ですが、この期に及んでもまだ旅行に行きます!
114日・15日:スウェーデン(ストックホルム)
123日~25日:イタリア(ローマ)及びバチカン市国
スウェーデンへは、友人に誘われたのとチケットの安さにつられて、1泊でサクッと。
ローマのみとはいえ、やはりどうしても行きたいイタリア。
今この時は一生に一度しかないので、後悔したくなくて行けるなら行くべきだと自分に言い聞かせました。
しかし、ビザの期限ギリギリでの出入国、きちんとイギリスに入国できるでしょうか
そんな慌ただしい1年の始まりですが、本年もどうぞよろしくお願いします。