2011/03/13

Krakow 二日目(2011年3月9日)

二日目は今回の旅の目的である、アウシュビッツへ。
ちなみに、アウシュビッツというのはドイツ語で、ポーランド語ではオシフィエンチム。
どちらも地名を指しています。

まずはバスターミナルに向かって時間を確認し、一本乗り過ごして軽い朝食をとった後、直通のマイクロバス(9ズウォティ)で向かいました。
程なくしてアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所/Auschwitz-Birkenau Muzeumに到着。
あまり知られていないようですが、アウシュビッツ強制収容所というのは【アウシュビッツ第一強制収容所】【アウシュビッツ第二強制収容所ビルケナウ】【アウシュビッツ第三強制収容所モノビッツ】と、三つありました。
その内のアウシュビッツとビルケナウが現存しており、無料で見学することができます。

マイクロバスを降りて入口へ歩いていくと、すごい人数の見学者が。
ほとんどが団体で、オーディオツアーで見学していました。
そんな中我々は日本語ガイド(5ズウォティ)を買って、ガイドに沿って見学。



建物自体は当時のままですが、各建物内部はミュージアムとなっており、展示物等を見学することができました。
写真撮影に関してはフラッシュ禁止や、写真撮影自体禁止の箇所があったりと、割と細かい配慮がされています。
しかし、いくら撮影可能とはいえ、あまりバシバシと大量に撮影する気にはなりませんでした。
写真は11号棟の、銃殺刑を執行する「死の壁」。


この日はあまり寒くはなく、むしろ歩いているとポカポカしてくる位の気温でしたが、最後に見学したガス室に入ってみると寒い。
本当に寒かった。
ここもまた内部を撮影する気にはなれませんでした。


ひと通り見学し終わって、入口横にあるレストランで昼食をとりました。
意外とメニューは豊富で、入った時間が悪かったからか選択肢はあまりありませんでしたが、味とボリュームには満足しました。


一息ついた後、無料シャトルバスに乗ってビルケナウへ向かいます。
シャトルバスを降りて目の前に広がった光景は、ただただ広い!
アウシュビッツの10倍位の広さでしょうか。



ビルケナウはアウシュビッツとは違って、建物はもちろん内部もほとんどそのまま残っているので、生なましい。



原型をとどめていませんがガス室も残っていて、ここで何十万人が死亡したかと思うと


正直、アウシュビッツの方は見学者の多さと内部がミュージアムになっていたりで若干ピンとこなかったですが、ビルケナウを見学してみて規模もさることながら当時あったことを想像するとゾッとしました。
双方を見学するとかなりの時間がかかりますが、アウシュビッツを見学する際には、是非ビルケナウの方にも行かれることを強くおすすめします。

帰りもバス(大きなバスだったからか10.5ズウォティ)を利用してクラクフへ。
夕食はレストランへは行かず、お酒やおつまみを買ってアパルトメントへ帰りました。

2 件のコメント:

  1. ポーランドいいね!アウシュヴィッツは怖いけど・・・一度行って見たい。
    リトアニアにあるKGB博物館も血の跡が残ってて生々しくて怖いらしいよ・・・

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  2. to KANOさん
    生きてるうちに訪れておきたい場所だったし、行って本当に良かった。
    時間があればぜひ!
    そして今回の件で、もう一回広島に行かなければという気持ちになった。
    ちなみに、今まさに大変な福島県に「アウシュヴィッツ平和博物館」ってのがあるみたい。

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