2011/12/18

Morocco 三日目(2011年12月4日)

この日はマラケシュ観光。
午前中いっぱいはホテルでゆっくりして、昼からエル・バディ宮殿に向かいました。
入場料は格安の10DH
しかし宮殿という立派な名前ながら、残されているのは廃墟といって過言ではない跡と地下牢跡くらい。
天気が良かったのでのんびり散歩といった感じで、入場料が安かったのもあってゆるく楽しめました。



ジャマ・エル・フナ広場に戻って昼食。
モロッコ名物のタジン鍋(チキンタジン鍋・価格は失念)を食べました。
しっかり火が通っていて、ナイフを使わずともほろほろと骨から肉が外れるくらいで、非常に美味しかったです。


その後は迷路のようなスークを抜けて、マラケシュ博物館/Musée de Marrakechへ。
こちらと、クッバ・バアディン、ベン・ユーセフ・マドラサの3箇所共通チケットで60DH
特にマラケシュ博物館の中央広間は一見の価値あり。
思わず声を上げたところ、他の旅行者からも「やっぱり声が出ちゃうよね。」みたいなことを言われました。
これらは展示物よりも、建物そのものが素晴らしかったです。






スーク内をうろうろ迷っていると意外と時間を消費していて、歩き疲れたのでジャマ・エル・フナ広場を望めるカフェでお茶。
夕方から日が暮れるまでいましたが、モロッコの空はグラデーションがとても奇麗でした。
ちなみにこのジャマ・エル・フナ広場とはかつての公開死刑場で、現地の言葉で『死人の集会所』を意味するそうです。


夕飯は例によって広場の屋台で済ませました。
ここは本当に客引きがうっとおしい。
加えて、食べ物が美味しいかどうか分からないので、現地の人が食べていたのを「ちょっと頂戴!」と味見させてもらったり、少し残った食べ残しをつまみ食いしたりして、いろいろ試してみました。
そして、最終的には安心のタジン鍋。

ホテルに帰る前に、ちょっと面白い出来事がありました。
水を買って帰ろうと小さな商店に入り、割とちゃんとした英語の発音で「How much is this?」と聞いたところ帰ってきた返事は

「ろく。」

6DHらしい。そしてお金を支払って「Thank you!」と出たところ

「ありがと。またね。」

発音は完全に日本語ネイティヴでした。
商売をして生活する上で、彼らはあらゆる言語の最低限レベルを身につけて、見た目で瞬時に何人か見分ける術は、尊敬に値しました。

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