早めにホテルを出て、イタリアの中にあるもう一つの国、ヴァチカン市国へ向かいました。
すごい人で長時間並ばないといけないと聞いていましたが、早く行った為かスムーズでした。
実際、並んでいるのはチケット等ではなく、空港等にある危険物持込の検査です。
平日で人が少ないためかレーンは二つしか開いていませんでしたが、ゲートが金属に反応してピーピー鳴っているにも関わらず、どんどん入場させているザル状態。
あんな警備で大丈夫かと、こちらが不安になりました。
サン・ピエトロ大聖堂自体は入場無料ですが、せっかくなので中にある宝物館の入場料と日本語オーディオガイドを合わせて15ユーロを払って入場。※宝物館のオーディオガイドは別途有料
外から見てもその大きさは一目瞭然でしたが、中に入るとまた一段と広く大きく感じました。
さすがカトリック教会の総本山。
ミケランジェロのピエタ。
彼が唯一署名をした作品。
とても大理石の一枚岩から創り上げられたとは考えられないほどに、滑らかな曲線と豊かな表現に驚きです。
クーポラと呼ばれる、屋根(?)に登ってみました(7ユーロ)。
かなりの段数の階段を登らなくてはならなく、周りの人もみんなヘトヘトになりながらでしたが、狭い通路を抜けるとそこには360度パノラマで眼下に広がるヴァチカンとローマの美しい景色が広がっていました。
クーポラに向かう途中にこんな可愛いポストも。
ちなみに、写真は出口です。
ここにはラファエロの壁画と、システィーナ礼拝堂に描かれたミケランジェロの天井画が見所。
どちらも本当に素晴らしく、「来て良かった。」と思わず口に出るほど。
残念ながらシスティーナ礼拝堂は撮影禁止でしたが、その広さと空気感、肝心の天井画をしっかりと目に焼き付けて後にしました。
このヴァチカン美術館はとても広く、サン・ピエトロ大聖堂とクーポラ、全て行くとかなり歩いて疲れるので、元気な朝早い内に行くことをおすすめします。
ヴァチカンを堪能すると夕方になっていて、急いで『ローマの休日』でおなじみのスペイン広場へ。
想像していたより幅が狭いんだなと思いました。
映像だけではなくて、やはり実際に行って目で見て感じると、情報量が違います。
またまた大急ぎで次はパンテオンへ向かいます。
約2000年も前の建築物が、ほぼ完全な形で現代に残っているという奇跡。
地味でシンプルですが、ここは一見の価値あり。
ラファエロもここに眠っているそうです。
大急ぎで色々と回った一日の最後は、ライトアップされたコロッセオを写真に。
そして最後の旅の最後の夕食は、豪華にレストランでピザとワイン。
やや塩味が強めでしたが美味しくて、これ一枚でお腹いっぱい。
素晴らしいものを見て感じて、美味しいものを食べる、これぞ旅の醍醐味ですね。
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