2011/02/15

Barcelona 最終日(2011年2月12日)

食堂で朝食を食べていると事件が起きました。
一人で旅に来ている、おそらくイタリア人かスペイン人の青年は、食事を終えて一生懸命地図と格闘していました。
さっきからなにやらウロウロする人がいるなーと思いながら、例のイタリア人達と食事をしていたら、食堂のおじさんが一人旅の青年に何やら大きな声を投げかけていました。
青年はハッとした感じで辺りを見渡し、食堂を飛び出して誰かを追っていきました。
どうやらさっきのウロウロしていた人はスリで、青年は財布をやられた様子でした。
財布は見つかったものの、現金をまるまる盗られた感じで、青年はガックリとなり憤りを感じていました。
まさかこんな近くで、しかも朝のユースホステルの食堂でスリが発生するとはスペインはスリが多いと聞いていましたが、本当にそのようです。
自分は十分に気をつけているので幸いそういった目にあったことはありませんが、ロンドンでも友人が数名財布をスラれているので、改めて身を引き締めました。

ホステルをチェックアウトして、とりあえず目的もなく街歩き。
地下鉄をArc de Triomf駅で降り、凱旋門をくぐって公園を抜け、歩いて歩いてコロンブスの塔を目指しました。



そこから海の方へ橋を渡って大きなショッピングモールでトイレを借り、元に戻ってランブラス通りを歩きました。
地元のお祭か何かで、子供たちがパレードをしていました。



天気の良い土曜日だったので、人がごった返してすごい賑わい。
途中、ランブラス通りから少し入ったところにあるグエル邸/Palau Guellに寄ってみましたが、工事中で中に入ることができませんでした。


また、カテドラル前でも何やらダンスのイベントをしていて、カテドラルの中にも入ることができず。
王の広場を抜けて、地下鉄駅に向かいました。



向かった先はグエル別邸/Pavellons Guell
街の中心地からは少し離れているので、さすがにここまで来る観光客は少なめ。
ひと目見て『ガウディの作品だ』と分かる装飾は見応えあり。


歩いてばかりでお腹が空いてきたので、piscolabisというタパスレストランで【イベリコ豚のチーズコロッケ】【トルティージャ】【イカスミのパエリア】と、タパスを3品食べました。
特に【イカスミのパエリア】は美味しくて、タパスの量では足りなくてもっと食べたかったです。


帰るにはまだ時間があったのでモンジュイックの丘へ行き、カタルーニャ美術館/Museu Nacional d'Art de Catalunya前でバルセロナの街を見渡しました。


遠くに見えるサグラダ・ファミリア/Sagrada Familiaを眺めながら『いつか絶対に見に行きたいと思ってたけど、その夢は意外とあっさり叶ってしまったな』と、何とも言えない気持ちになりました。
勇気を出して実際に行動に移せば、夢というのは叶うものなんですね。


そんなポジティブな気持ちでロンドンに帰ってきたら…ロンドン寒ぅーっ!
夏よ早く来い!

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