2010/07/24

ワーホリで海外生活すると英語ができるようになるのか【前編】

以前にも語学学校を出る時に同じようなことを書いたとは思いますが、自分と同じように“英語ができない方”でこれから同じようにワーホリで英語圏へ行こうと思っている方へ参考になればと思います。

日本に居た時の自分の英語力は酷いものでした。
中学校2年生で早くも英語を諦め、それから高校卒業まで英語の授業は苦痛で仕方がない状態でした。
学生時代に英語の授業をまともに受けたという記憶はほとんどありません。
社会人になると、普通の人が思うように“字幕なしで映画が観たい”と英語学習をしてみますが、仕事に追われて断片的な学習で続くわけもなく、当然英語力は上がりませんでした。
しかも当時はアレコレ手法を変えて一つの教材に集中せず、まともに学習ができていなかったと思います。

昔から洋画(字幕)と洋楽が好きで、英語が嫌いだけど英語の文化が好きでした。
人生の目標の一つとして、英語をなんとかしたいという思いだけはずっと持ち続けていました。
そこで30歳になったのを気に、無理なくできる日にだけ15~30分程度少しずつ英語学習をしてみました。
すると、本当に極わずかですが向上があり、その年の夏にシンガポールへ行った時には「読むこと」と「聞くこと」は少しだけできました。
しかし「話すこと」は当然無理で、文法はbe動詞と一般動詞の区別がつかない程グラグラしていました。
そんな状態で、ギリホリでイギリスに行くことを決めたのです。

渡英するにあたって当然語学学校へ行こうと考え、あらゆる英語学習・留学・ワーホリについてのサイトを読み漁ってみたところ、自分の英語力では語学学校へ行く事は無駄だという事が分かりました。
しかし、性格が素直ではない自分はネガティブな事だと分かっていても体験しないと納得できないタイプなので、それを承知で語学学校に行くことを決めました。
語学学校に通って2~3日で、授業内容だけでは英語力は上がらないなと感じ、読み漁ったサイトの情報通りだったと感じました。
ただ、授業及びクラスメイトとの会話は全部英語ですので、英語の「音」へは驚くスピードで慣れて、友達ができると学校生活は楽しいものに。
授業だけでは英語力の向上が見込めなかったので、帰宅後はほとんど自室で自習をしていました。
そのおかげで中学英語の文法をおおよそ掴み、それと共にクラスのレベルも上がっていきました。
英語力の向上は、結局のところ自分次第なのです。
在学中は、中学・高校・20代の時にもっと英語力を上げておくべきだったと、何度悔やんだか分かりません。
しかし、学校に通ったからこそ知り合えた友達がいますし、ホームステイという貴重な体験もできました。
決して安い金額ではありませんでしたが、日本で仕事に追われていた時とは違って、学生として久しぶりにのんびりと楽しい時間を過ごせ、個人的には無駄ではありませんでした。

そして、中学英語程度であれば読むことができ、簡単なことならコミュニケーションがとれるレベルになったところで学校が終わり、オックスフォードからロンドンへ。

2 件のコメント:

  1. 英語力の向上は自分次第というところはすごく分かります。
    自分は毎回「もっと勉強しておけばよかった」と後悔しては繰り返してますが・・(--;)

    昔カナダで会った友達ははじめはBeginnerレベルで、その1年でかなり努力して、現在は英語・英会話必須な職場にいます。
    日本人とも英語で話すくらいがんばってました。

    用はやる気と自分を追い込む勇気かなーと。
    ただ、そこが一番難しいところなんですが。

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  2. to KANOさん
    そのお友達はすごい!
    まだまだ時間のある自分は「見習わなくては」と、刺激とプレッシャーをいただきました(笑)
    やる人間はできるまで本当にとことんやるし、それ以外はそれ以外なんですよね。

    自分も後悔してばかりですが、過ぎてしまった時間はどうしようもないし、お互いに先を見据えて頑張りましょう!

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